― 美髪のためのトリートメント基礎知識
年齢を重ねるごとに、髪の悩みは少しずつ変化していきます。
「まとまりにくい」「ツヤがない」「指通りが気になる」…それは髪のダメージや乾燥のサインかもしれません。
そんな髪に必要なのがトリートメントです。
今回は、髪のケアを見直したい、トリートメントの基本についてお届けします。
◆ トリートメントとは?
トリートメントは、髪の内部まで栄養を届け、ダメージを補修するためのヘアケアアイテム。
カラー・パーマ・紫外線・乾燥など、日々のダメージで空洞化した髪内部にアプローチし、ハリ・コシ・うるおいを与えてくれます。
表面的な手触り改善ではなく、内側からのケアが目的です。
◆ リンスやコンディショナーとの違いは?
名前が似ていて混同されがちですが、役割は異なります。
・リンス→手触り改善、髪表面のコーティング
・コンディショナー→軽めの補修+コーティング
・トリートメント→内部補修、栄養成分が髪の芯に浸透
ダメージが気になる方、エイジングサインが出てきた方には、トリートメントが必須アイテムです。
◆ 正しい使い方、できていますか?
トリートメントの効果を最大限に引き出すには、使い方にもポイントがあります。
1. シャンプー後、しっかり水気を切る
→水分が多すぎると、成分が髪に入りづらくなります。
2. 中間〜毛先にのみ塗布
→頭皮にはつけず、ダメージの多い部分を中心に。
3. 3〜5分置いてからすすぐ
→放置時間を取ることで、成分がしっかり浸透。
4. ぬめりが残らない程度にしっかりすすぐ
→すすぎ残しはベタつきや頭皮トラブルの原因に。
さらに時間に余裕があるときは、蒸しタオルを巻いて浸透力アップもおすすめです。
◆ インバスとアウトバス、どう使い分ける?
インバストリートメント(洗い流すタイプ)
→週2〜3回、しっかり補修。ダメージ集中ケアに。
アウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)
→ドライヤー前に使うことで、熱や摩擦から髪を守ります。
両方を使い分けることで、日々のケアがより効果的になります。
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◆ 最後に 大人髪こそ、丁寧なケアを
忙しい毎日だからこそ、自分の髪と向き合う数分間を「整える時間」として大切にしたいもの。
自分に合ったトリートメントを見つけてみてください。